リニア中央新幹線の改良型試験車(JR東海提供)

 リニア中央新幹線建設工事を巡り、静岡県内の住民らが、JR東海に対し県内区間(10・7キロ)の工事差し止めを求める訴訟を静岡地裁に起こすことが15日、市民団体への取材で分かった。早ければ9月にも提訴する。静岡県内では、県が工事による大井川の流量減少を懸念し、JR東海と対立。10・7キロのうち静岡工区と呼ばれる8・9キロが着工できていない。

 市民団体「リニア新幹線を考える静岡県民ネットワーク」の関係者によると、大井川の水や南アルプスの動植物に影響を及ぼす懸念を主張するという。

 大井川流域に住み、水の減少を心配する農家も原告に加わる意志を示しているという。

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