福井県福井市が8月12日夕、県外に住む市出身学生500人に送ったメール。市長メッセージの添付を忘れ、内容に誤りがあった

 福井県福井市が、県外に住む福井市出身の学生に市長の応援メッセージを届けようと8月12日夕、500人にメールを送ったものの、肝心のメッセージを添付し忘れた上、メール文の内容に誤りがあり、不審に思い個人情報の流出を疑った学生や保護者から問い合わせが相次いだ。市は13日午後に謝罪のメールに市長メッセージを添えて送った。移住定住推進室は「心配をかけ申し訳なかった」としている。

 メールは、新型コロナウイルス禍で帰省の自粛が求められた学生に市がマスクや特産品を送った「県外で頑張る福井市出身学生応援事業」の登録者の一部に届いた。メール文は「『県内』で頑張る」と誤記があり、「市長からメッセージをいただきました」と市職員が外部向けに書いたとは思えない内容だった。

 担当者が12日夕、登録者3451人のうちまず500人に送った後、市長メッセージのPDFファイルの添付忘れに気付き訂正のメールを送信しようとしたが、「通信容量を超えた」として同日中には送らなかった。メールの送信を指示した上司は内容を確認しなかった。

 市情報統計課によると、市のシステムは一度に大量のメールを送るとすぐには再送信できないが、30分程度待てば送れるようになる。

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