クマが侵入した民家の前で対策を協議する小浜署員ら=8月13日、福井県小浜市下根来

 福井県小浜市下根来の民家に侵入していたクマが8月13日午前11時ごろ、猟友会により射殺された。成獣の雄で体長約130センチ、体重約50キロ。推定年齢は5、6歳。少なくとも40時間いたとみられる。けが人はなかった。

 市職員、小浜署員、県猟友会小浜支部のメンバーが12日、トウガラシスプレーなどを使って追い払おうとしたが家から出なかった。13日、署員らが追い立て、裏口から出てきたところを射殺した。

 この家に1人で住む女性(68)は「駆除してもらえてありがたい」とほっとした様子。ただ女性は11日夕に2頭が台所に侵入したのを目撃し、12日にはこのうちの1頭とみられるクマを家の外で確認しており、近くにいる可能性もある。

 市によると、13日午前7時ごろには同じ下根来で、民家の約2キロ南の地点でクマ1頭が目撃された。

 同市では今年、クマの目撃情報が相次いでおり、13日正午現在で40件と、昨年1年間の20件から倍増。10日には志積で男性がクマに襲われけがをしており、市は引き続き注意を呼び掛けている。

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