敦賀港に入港する県内2隻目の大型巡視船「えちぜん」=8月11日、福井県敦賀市の同港

 日本海側で海難救助やテロ警戒、外国漁船取り締まりに当たる福井県内2隻目の大型巡視船「えちぜん」が敦賀海上保安部に就役し8月11日、敦賀港に初入港した。

 相次ぐ外国船による領海侵犯などを受け、2016年に閣議決定した海上保安体制強化に関する方針に基づき、約68億円で建造された。5月に同保安部に就役したPL91型の大型巡視船「つるが」とほぼ同型。

⇒福井県初の大型巡視船「つるが」

 潜水士が乗船する潜水指定船で、全長96メートル、幅11・5メートル、総トン数1500トンのPL92型。先代えちぜんの約4倍の総トン数となり、より長期間、遠方への航海が可能となった。ヘリ甲板のほか、昼夜問わず船影や人影を感知できる装置、遠隔放水銃などを装備する。

 午前11時ごろ、乗組員37人を乗せて敦賀港に入港した。戸ノ崎博宣敦賀海上保安部長は「陸と海の職員が心を一つにして、安心安全な街づくりに貢献してほしい」と訓示した。

 同保安部は大型巡視船2隻のほか、小型巡視船1隻、巡視艇1隻の計4隻体制となった。

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