花火の真下からの視点で鑑賞できる「ハナビリウム」のイメージ写真

 打ち上げ花火をプラネタリウムで_。新型コロナウイルスの影響で夏の風物詩・花火大会の中止が相次ぐ中、福井県の福井市セーレンプラネットで映像作品「ハナビリウム」が8月31日まで上映されている。真下から全方位に広がる花火を鑑賞でき、いつもの視点とは違った迫力ある光景が楽しめる。特別な夏の思い出に、親子で楽しんでみては。

⇒ペルセウス座流星群ピークいつから

 この映像作品は東京の花火業者「丸玉屋」が、構想から10年がかりで制作した。実際の花火大会で花火師が360度カメラで撮影し、小型から10号玉まで約5千発分の映像を収めた。

 通常、花火の真下は安全上の理由で花火師しか立ち入ることができない。この作品では、全方位から花火が打ち上がるように見え、色とりどりの光に包まれるような不思議な感覚を体感できる。涼しい室内で椅子に座って、ゆったりと光のショーを楽しめる。

 花火の実写映像だけでなく、CGアニメーションの「ヒバナ」「けむりのおじいさん」などオリジナルキャラクターも登場。花火が夜空を彩る仕組みだけでなく歴史、文化なども幅広く解説する。

 丸玉屋の担当者は「大きな音が苦手な人や、人混みを避けていた人にも花火を満喫してもらえれば。新たな花火の楽しみ方を提案し、来夏へ楽しみをつなげたい」と話す。

 上映は午後2時半から約45分間。そのうち前半の約20分間は夏の星空観察を解説する。25日は休館。ドームシアター料金で鑑賞可能で3歳未満は無料、中学生以下310円、一般620円。感染対策のため、1回当たり最大30人の入場制限がある。

関連記事