北海道内外のアイヌ民族らでつくる「先住民族アイヌの声実現!実行委員会」と「日本人類学会のアイヌ遺骨研究を考える会」は7日、萩生田光一文部科学相がアイヌ民族を巡って「原住民と開拓する人の間で価値観の違いはあった」と発言したことについて、文科省に抗議する申し入れをした。

 萩生田氏が発言したのは国立施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」が開業を控えた7月の記者会見。翌日に「多数のアイヌの皆さまが差別され、貧窮を余儀なくされた歴史的事実を厳粛に受け止めなければならないと認識しています」と釈明したが、両会は提出した文書で「差別の歴史を直視してほしい」と指摘した。

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