「ショッピング・エイドinふくい」キャンペーンのポスター=8月4日、福井県庁

 福井県は8月4日、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた商店街や商業施設の消費喚起を図るキャンペーン「ショッピング・エイドinふくい」の対象に、JR福井駅周辺の企画1件と、その他の商店街・商業施設を舞台にした企画20件を採択したと発表した。県内各地でスタンプラリーや抽選会などが繰り広げられる。

 県内に116ある商店街や商業施設のうち、78カ所が対象となる。13日に福井市の西武福井店前でキャンペーン全体のオープンニングセレモニーを行い、来年2月まで各地で開く。企画には来場者の動線の工夫や飛沫防止策も盛り込まれており、県は消費喚起と感染防止の両立を図るモデルケースともしたい考えた。
 
 JR福井駅周辺では13日~12月27日の期間を3期に分け、西武福井店やハピリン、アオッサ、周辺商店街など9カ所を対象に、買い物レシートを使った抽選会やスタンプラリー、お得な福袋販売などを展開する。10月に西武福井店で予定しているグルメイベントでは会場を一方通行にしたり、入場に定員を設けたりして感染防止策を徹底する。
 
 その他の商店街・商業施設は、福井・永平寺地区は8企画で25カ所が対象。あわら・坂井地区は4企画6カ所、奥越地区は2企画12カ所、丹南地区は3企画16カ所、二州・若狭地区は3企画10カ所。新しい生活様式に対応する企画として、テークアウトやデリバリーを活用した屋外イベントなどもあるという。
 
 県は、商店街や商業施設の売り上げが緊急事態宣言解除後も戻らないことから、広告イベント会社を対象に企画案を募っていた。JR福井駅周辺は3千万円、その他商店街・商業施設は500万円を上限に、対象経費を全額補助する。
 
 杉本達治知事は4日の定例会見で「第1波では通常の買い物での感染が疑われる例は見受けられなかった。今回の対策は、十分な感染防止措置を取りながら経済再開に取り組む一つの方法としての提案」と述べた。

関連記事