丸岡高校地域協働部の外部アドバイザーに就き、部員と交流するはっぴーすマン=6月、福井県坂井市の同校

越前織で作ったお守り(左下)などの返礼品

 ヒーローにも先立つものは必要―。福井県嶺北地方を中心に活動する坂井市のご当地アイドルヒーロー「はっぴーすマン」が、クラウドファンディングサービスで活動資金を募っている。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、子どもたちを笑顔にする「ダンスソングプロジェクト」を展開する。ダンスの動画は投稿サイト「ユーチューブ」にアップし、曲を収録したCDを福井県内の全小中高校やこども園などに贈る。

 同市の男性会社員(35)が扮するはっぴーすマンは、「ハッピー・ピース・スマイルマン」の略。ハート形の大きな目と幸福を連想させる全身黄色が特徴だ。小学校での“愛さつ”運動や地域のごみ拾い活動などに汗をかき、2019年は青少年育成坂井市民会議会長表彰を受けた。

 今回は明るい楽曲とダンスで社会を盛り上げるプロジェクトに挑戦する。曲名は「アマビエ・アマエビ ダンス」。坂井市のスタジオオーナーが作曲し、作詞は自身で担当。ダンスの振り付けは福井市のダンスインストラクター2人に、ジャケットのデザインは同市のデザイナーに依頼した。

 新型コロナの終息を願い、「疫病退散」や疫病をはらう妖怪「アマビエ」をキーワードに歌は展開する。子どもたちに伝えたい思いとして、「イジメも伝染 感染のひとつ 強い気持ちで疫病退散 みんなを守る君こそがヒーロー」のフレーズを盛り込んだ。

 これまでコスチュームやグッズの制作など活動費は自己資金で賄ってきたが、「クラウドファンディングすることが福井のPRにもつながる」と資金を広く募ることにした。

【支援はこちら】ご当地ヒーローが子どもたちに届けるダンスソングプロジェクト

 目標額は曲やダンス、CDの制作費など125万円。福井新聞社と福井銀行、レディーフォーによる「ミラカナ」を使い、8月23日まで募っている。2千円から25万円まで9コースあり、リターン(返礼品)は、はっぴーすマンのTシャツや越前織で作ったお守り、今回のダンス曲を収録したミニアルバムなどを用意した。

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