新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 愛知県が、新型コロナウイルス感染拡大を受け、名古屋市の繁華街・栄、錦両地区の飲食店などを対象に休業や短縮営業を要請する方針を固めた。関係者が8月1日明らかにした。応じた事業者には協力金を払う方向で調整している。

 関係者によると、対象はクラスター(感染者集団)が発生したバーやナイトクラブなど接客を伴う飲食店が中心となる。協力金の負担は県と名古屋市が分担する方向。

 大村秀章知事は、同市の繁華街に由来する感染が多いとして、大人数での会合を控えるよう県民に呼び掛けている。7月31日の記者会見で「ピンポイントでの規制をお願いせざるを得ない状況が迫っている」と述べ、繁華街に限定した休業や営業短縮要請の必要性に言及していた。愛知県は31日、過去最多となる193人の感染を発表した。

 隣県の岐阜、三重両県知事は同日、名古屋市への往来や同市での飲食を控えるよう県民に求めた。
 

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