マスクを着用して練習に励むコーラス部員=7月29日、福井県福井市の仁愛女子高校

 文化部のインターハイと呼ばれる「全国高校総合文化祭」(総文祭)が7月31日開幕する。当初、高知県で開かれる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で例年のように一堂に集まることを取りやめ、「WEB SOUBUN」と銘打ち、10月31日まで開設する公式サイトで演奏動画や作品画像を順次公開する。福井県からは23部門のうち13部門に22校の約200人が参加する。生徒は「活動の成果を見てほしい」と話している。

⇒歌う喜び、かみしめ熱唱 仁愛女子コーラス部(D刊)

 福井県から参加するのは、合唱、吹奏楽、器楽・管弦楽、日本音楽、吟詠剣詩舞、郷土芸能、美術・工芸、書道、写真、放送、新聞、文芸、弁論。写真と放送は審査を行い、放送は、入賞作品のみを公開する。書道などは審査が取りやめになった。百人一首、囲碁、将棋は対戦がなくなり、不正が完全に防止できないとしてオンライン対戦も行わない。

 美術・工芸や書道、写真などの生徒は既に作品の画像を送っている。合唱、吹奏楽、日本音楽、吟詠剣詩舞は8月上旬に合同で動画収録を行い、実行委に送る。器楽・管弦楽の藤島は今後、動画を収録する。

 写真に参加する丹生の3年生の女子生徒は、休校期間中に自宅で撮影した4種類の野菜の写真をモノクロ出品した。「休校中、初めて物撮りとモノクロに挑戦した。一枚一枚吟味して選んだ作品なのでぜひ見てほしい」と話している。

 福井県高文連事務局長を務める羽水の松濱未来教諭は「他県の生徒との交流や囲碁、将棋、百人一首がなくなったことは残念だが、ウェブ発表になったことでより多くの人に作品を見てもらえることになった。ぜひ、高文祭のサイトをのぞいてほしい」と話している。

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