新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 福岡県で7月30日、1日当たり最多となる121人の新型コロナウイルス感染が確認された。最多更新は2日連続。内訳は県の発表が32人、福岡市が75人、北九州市が13人、久留米市が1人。県内の感染者は計1749人になった。小川洋知事は記者会見し「非常に強い警戒感を持って動向を注視したい」と述べた。

 福岡市が発表したのは10歳未満~80代の男女75人。重症者はいない。南区の香蘭幼稚園の感染者は園児を含む計5人となり、市はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。同園は28日から休園している。

 県発表分のうち9人が大牟田市の男女で、27日に感染が判明した飲食店従業員の接触者ら。

 北九州市の13人は10歳未満~40代で、保育園児1人を含む。久留米市は、20代男性の陽性を明らかにした。

 知事は、医療提供体制に余裕があるなどとして、民間施設の休業や外出自粛を要請することは「現段階では考えていない」とした。一方、若年層や無症状の感染者が増えているとし、重症化しやすい高齢者らに波及させないことが重要との認識を示した。

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