ねぎ塩そうめん

 夏の定番メニューであるそうめんは、離乳食や幼児食にも応用できる手軽な一品。かといって、いつも同じ食べ方だと、子どもにも飽きられる。離乳食アドバイザーで保育士の井口泰子さん(43)=福井県福井市=に、幼い子に食べさせるポイントや、大人も一緒に食べられるメニュー、少し余った際に役立つアレンジレシピを教わった。

 「普段主食にしているご飯やおかゆをそうめんに置き換えることで、食事に変化がつく。暑さで食の進みが悪くなった時にも、食べさせやすいですよ」と井口さん。0歳児の離乳食にする場合は長めにゆでて、流水でしっかり洗って塩分を落とす。包丁やはさみで細かくして、飲み込みやすいように。

 1歳以上に与える際も、かむ力や飲み込む力に合わせて、ゆで時間や麺の長さを調整する。乾麺の状態で短くするより、ゆでてから切った方が、大人の分と一緒にゆでられるので手間がかからなくて済む。

 アレンジレシピは、いつもの食べ方に飽きた時やたくさんもらった時などにも役立つ。井口さんは「子どもたちはパパやママと同じものを食べられると喜びます。ぜひ家族みんなで味わって」と話す。ただし、初めて小麦を口にする場合はアレルギーに注意が必要。

 井口さんは離乳食やベビーマッサージなどの教室「ふわり+(プラス)」を開いている。離乳食レシピや教室の情報はインスタグラム「fuwariplus」から。

■ねぎ塩そうめん

 材料
そうめん50グラム、スープ【水200cc、鶏がらスープの素小さじ2、しょうゆ少々、塩少々、万能ねぎ(小口切り)適量、ごま油適量】、ハム・いりごま適量

 作り方
(1)そうめんをゆで、流水で洗う
(2)鍋にスープの材料を入れて沸騰させる
(3)水気を切ったそうめんを器に入れ、スープをかける
(4)お好みの材料をのせる(今回はハムといりごま。ゆで卵やコーンなどもおすすめ)

 《アドバイス》 めんつゆに飽きた時に。子どもも大人も一緒に食べられるメニューです。ゆでたそうめんを入れるとスープの味が薄くなるので、お好みで濃さを調整してください。スープは冷やしてもOK。

■そうめん焼き

 材料
そうめん50~60グラム、卵1個、☆【小麦粉大さじ1、めんつゆ大さじ1/2、万能ねぎ(小口切り)適量、削り節適量、青のり適量】、油小さじ2、ソース適量

 作り方
(1)そうめんをゆで、流水で洗う
(2)ボウルに卵を溶きほぐし、(1)と☆を加えて混ぜ合わせる
(3)フライパンに油を熱し、(2)を入れ丸く広げる
(4)両面に焼き色が付くまで焼き、中まで 火を通す。ソースを塗って完成。

 《アドバイス》 ソースは味が濃いので、離乳食完了期(1歳半ごろ)までは控えて。青のりや削り節を混ぜて焼くので手が汚れにくく、手づかみでも食べられます。豚肉や乾燥したエビ、チーズ、刻んだ野菜などを入れて焼くと、栄養たっぷり。

■そうめん衣コロッケ

 材料
普段作っているコロッケの中身、ゆでる前のそうめん、薄力粉、卵

 作り方
(1)そうめんをポリ袋に入れ、手のひらで押し付けて5~10ミリに折る
(2)普段作っているコロッケの中身を作る
(3)薄力粉→溶き卵→そうめんの順に衣をつける
(4)170~180度の油で焼き色が付くまで揚げる

 《アドバイス》 パン粉の代わりにそうめんを衣にするだけ! ポリポリとした食感が楽しめます。

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