北陸新幹線県内開業に向け、福井市のイメージロゴを発表する東村新一市長=7月27日、福井市役所

 福井市(福井県)は、北陸新幹線県内開業に向け全国からの認知度を高めようとイメージロゴを制作し7月27日、発表した。市の普遍的な理念を示す「タグライン」を、「福」と「いいね」を組み合わせた「福いいネ!」とし、親指を立てるロゴやデザインで「福」を強調した。新幹線開業に向けたキャッチコピーは「いまの時代、自分からアピールしなきゃ!」。市民へ周知を図り、首都圏などへの情報発信に活用していく。

 東京2020パラリンピック開閉会式の演出責任者を務めるクリエーティブ・ディレクター佐々木宏さん(65)=東京都=らのチームが手掛けた。市観光振興計画で掲げた、観光面の目指す姿「日々の暮らしにある『福』があふれるまち」などを基に制作。ゆであがったカニを想起させる赤色を使い、インパクトのあるデザインとした。

 東村新一市長は市役所で開いた発表会で「福井市は多くの魅力がある幸福なまちだが、自分たちからアピールしないと埋もれてしまう。新幹線福井開業まであと2年半しかなく、私自身も親指に(イメージロゴの)シールを貼って頑張りたい」とトップセールスへの意気込みを示した。

 イメージロゴのデザインと、ロゴに込めた思いをつづった市民向けポスターを市役所などに掲示するほか、シールにもなるチラシ1万枚を公民館などに配布し、市民に周知する。イメージロゴは市のホームページでダウンロードでき、事業者などにも使ってもらう。

 首都圏向けポスターや、クリアファイル、ポケットティッシュといったノベルティ、コマーシャル用の動画なども制作し、新型コロナウイルス感染症の状況をみながら首都圏や北陸新幹線沿線で市の魅力を発信していく。事業費は2022年度末までの3年間で1億5490万円。

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