レジ袋有料化で注目が高まる風呂敷や手ぬぐいの活用法を示す山本さん=福井県鯖江市水落町4丁目の「瑞乃和」

 プラスチック製レジ袋の有料化を全国の小売店に義務付ける制度が7月から始まった中、買い物用のエコバッグとして昔ながらの風呂敷や手ぬぐいが見直されている。福井県鯖江市水落町4丁目の専門店「瑞乃和(みずのわ)」にも問い合わせが相次いでいる。

 県内のレジ袋有料化は2007年、改正容器包装リサイクル法施行を機に、食品スーパーなどで広がった。今回さらに対象が大幅に拡大され、コンビニや書店などでも有料となった。

 11年にオープンした瑞乃和は、約50~70種類の風呂敷や手ぬぐいを扱う専門店だ。店主の山本瑞恵さん(46)によると、7月に入ってから「レジ袋代わりに使いたい」といった問い合わせが寄せられているという。

 風呂敷は小さく畳めて携帯に便利なほか、包む物の形状に応じて結び方や持ち方を変えることで、柔軟に対応できる。手ぬぐいは、折り畳んで縫い合わせれば「あずま袋」として活用でき、コンビニ弁当などを入れるのに適したサイズとなる。

 山本さんは、現代の生活に風呂敷を生かす方法を模索する「ふろしき研究会」(本部京都市)の会員でもあり、県内で風呂敷包みを伝授するワークショップを開いてきた。手ぬぐいを防災頭巾として活用する取り組みも行っている。風呂敷も手ぬぐいも「一枚の布にいろいろな可能性がある。普段から使うことでアイデアが湧いてくる」と笑顔を見せる。

関連記事