SSHの結果を報告する若狭高校のホームページ(同校ホームページから引用)

 文部科学省が2017年度に指定した全国のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の中間評価が発表され、福井県小浜市の若狭高校が最高ランクの評価を受けた。全国77校中、最高ランクは同校を含む6校のみで、福井県内では初めて。

 SSHは先進的な理数系教育を推進する制度で、指定期間は1期5年間。若狭高は17年度から2期目の指定を受けている。中間評価は、指定3年目の研究状況を有識者が評価する。「研究開発の狙いの達成が可能」「一層努力することが必要」など6段階の評価があり、同校は最も上の「優れた取り組み状況であり、研究開発の狙いの達成が見込まれ、さらなる発展が期待される」とされた。

 「最先端の研究に触れる研究交流の場を国内外で設け、先進的な理数系教育に取り組んでいる」「探究指導に教員約70人が関わり、全校的な指導体制となっている」などと講評を受けた。

 同校SSH・研究部の渡邉久暢部長は「地域の各分野の専門家から直接指導を受け、生徒の課題研究の質の向上に努めてきた」。同校は16年度からの2期目指定を目指したが、計画内容が不十分で通らず、海外との交流機会を増やし、指導体制を強化して再申請した経緯がある。それだけに最高評価を受けたことへの喜びはひとしお。「3期目の指定に向け、さらに充実を図っていきたい」と話した。

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