オーディションを勝ち抜き、ポップティーンの専属モデルとなった中村榛さん=福井県鯖江市内

 10代女性向けの月刊誌「ポップティーン」(角川春樹事務所)の専属メンズモデルを決める「2020年春のオーディション」で、福井県鯖江市の高校1年生中村榛(はる)さん(15)が準グランプリに輝き、発売中のポップティーン8月号で専属モデルとして初登場した。中村さんは「表現することが楽しい。自分を多くの人に知ってもらいたい」と、モデルと俳優を両立させる将来の目標に向け胸を膨らませている。

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 オーディションは無料通信アプリのLINE(ライン)とポップティーンが共同で開催した。中村さんら出場者は「LINE LIVE(ラインライブ)」を使ったライブ配信を通し、トークなどで自己アピール。視聴者からのポイント上位者が勝ち上がる方式で競った。

 中村さんはラインライブを初使用だったが、他の出場者の配信を見て工夫し、最終審査に残った。審査員とのビデオ通話による面接選考の結果、グランプリに次ぐ準グランプリ2人のうち1人に選ばれた。

 初撮影は5月に東京のスタジオで行われ、「ものすごく緊張した」一方、一緒に撮影に臨んだ先輩の自然な表情づくりやポージングに感銘を受けたという。自分が載った雑誌が世に出た今も「まだ選ばれた実感がなくて、不思議な感覚」と話す。友人から「かっこよかった」「雑誌買ったよ」と祝福され「本当にうれしかった」と声を弾ませた。

 中村さんは中学1年のとき、芸能事務所兼音楽出版社「ソニー・ミュージックアーティスツ」(東京)のマンスリーオーディションに合格。東京に月2回前後通い、演技指導などを受けてきた。

 専属モデルとしての活動がスタートし「まずモデル業が仕事として成り立つようにし、知名度を上げていきたい」と意欲を語る。さらに「演技指導を受けたとき『表現すること』が楽しかった」と俳優業への憧れも。「同じ事務所の成田凌さんのようになりたい」と目標を話していた。

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