いよいよ夏本番。ただ都市圏では新型コロナウイルスの感染が再び拡大し移動が懸念される。感染予防を意識した「特別な夏」をどう過ごすのか、福井新聞の調査報道「ふくい特報班」(通称・ふく特)が、読者や無料通信アプリLINE(ライン)の「友だち」登録してくれた「通信員」にアンケートを実施した。「夏はどこかに出掛けますか」との問いに「出掛けない」が最多の41・2%と、感染への警戒感から行楽への慎重な雰囲気がうかがえた。 ⇒「ふくい特報班」LINE友だち登録はこちら

 アンケートは、インターネットで7月11~13日に実施。男女582人から回答があった。

 「出掛けない」の理由では大半が感染への不安によるもの。「周囲に感染者がいない現状を保ちたい」(40代アルバイト女性)、「対策が万全でない」(40代自営業男性)と慎重だ。

 金銭的な問題を訴える声も目立つ。「仕事を最優先にしないと経営が苦しい」(40代自営業男性)「給料が減ってお金がない」(20代会社員女性)など、仕事や家計へのダメージを訴える切実な声もあった。

 「会社の方針が厳しく、感染したら辞めなければならないと思う」(50代会社員女性)と感染を恐れる人もいた。

 「未定」と答えた人は22%。大半が今後の感染状況を注視し、まだ決めかねている。

 行き先を「県内」とした人は21・6%。「県外に比べそれほどリスクは感じない」(50代アルバイト男性)という理由が多い。「県内経済の活性化のため」とする意見も目立った。また「県外に行って感染すると、勤務先や親戚に迷惑がかかる。県内でコロナにかかるのとは違う」(40代アルバイト女性)と、周囲に与える影響の違いを指摘する意見もあった。

 最も少なかった「県外」(15・1%)は「帰省」がほとんど。感染拡大以来、離れた家族らと会えず「この機会に」との思いが強い。一方「子供たちの自粛疲れや環境の変化によるストレス発散も兼ね、少し遠出を考えている」(40代主婦女性)という意見もあった。

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