北陸新幹線新駅名6案

 北陸新幹線の福井県内の駅で唯一新設される仮称・南越駅(越前市)の駅名候補を選定する委員会の最終会合が7月21日、越前市役所で開かれ、住民アンケートの結果を参考に駅名候補を8案から越前武生(たけふ)、新武生、越前市、南越たけふ(武生)、越前、越前国府の6案に絞り込んだ。カッコ内はどちらの表記でも構わないとした。答申を受けた奈良俊幸市長は8月上旬に地元の要望としてJR西日本に6案を提出し、同社が来年春に新駅名を決定する。

 選定委員は武生商工会議所、市議会、市観光協会、市社会教育委員、地元大学生、市の代表6人。委員長は山本仁左衛門・武生商工会議所会頭が務めた。

 アンケートは6月15日から1カ月間、自由記述方式で実施。8案に対する意見箱を丹南5市町の庁舎に設置したほか、インターネットでも受け付けた。計1427人が意見を寄せた。

 肯定意見の最多は越前武生(たけふ)の596件。続いて▽新武生(たけふ)277件▽越前221件▽南越171件▽南越たけふ(武生)101件▽越前国府52件▽武生新36件▽越前市30件―の順だった。

 会合では、南越は「新潟県の上越や中越と紛らわしく、全国的に位置が分かりにくい」との意見から落選。委員の賛同意見がなかった武生新も外れた。新武生(たけふ)は漢字表記のJR武生駅とそろえ、平仮名表記は除外した。最終6案に順位は付けていない。

 越前武生は福井鉄道福武線に同じ駅名があるが、福鉄は駅名変更に必要な費用を越前市が負担することを条件に、駅名候補に加えることを認めている。

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