海へ向かって砂浜を進むアオウミガメ=7月17日、福井県坂井市三国町の浜地海岸

 福井県坂井市三国町の越前松島水族館は7月17日、保護していたウミガメ4匹を同市の浜地海岸で海へ放流した。6年ぶりの放流で、立派に育ったカメたちは力強く大海原に戻っていった。

 甲羅の長さが約40~50センチのアオウミガメで、2018年1月から19年12月までの冬の間に嶺南地域の3市町で定置網にかかり、水族館が保護した。

 4~5歳とみられ、当初は衰弱していたが順調に回復。今では一度に約1キロの餌をもりもりと食べ、保護時は4キロだった体重が3倍に増えたカメもいた。

 来館者も放流を見守り、一家5人で訪れた5歳の男の子は、砂浜を力強く歩くカメの甲羅をそっとなでて「元気でね。竜宮城にいくのかな」と笑顔で見送っていた。

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