運転手が新型コロナウイルスに感染し、会見する京福バスの矢崎孝明常務(右から3人目)ら=7月17日、福井県庁

 7月17日、福井県内の京福バス運転手の新型コロナ感染が確認されたことを受け、日ごろ路線バスを利用している乗客からは不安と警戒の声が漏れた。

 川西三国線で福祉施設に通う福井市の男性(67)は、バス利用による感染の心配があるとして週明けから自宅待機するという。「運転手自身もちゃんと対策をしているとは思うが、バスがないと仕事に行けないので(運転手の感染は)とても残念」と語った。

⇒感染した運転手乗務のバス路線一覧

 週に1回ほど丸岡線で福井市内に来るという坂井市の男性(80)は「目が悪いため車が使えず、移動手段はバスしかない。仕方がないけれど、7月いっぱいはバスに乗らないつもり」。JR福井駅西口の乗り場で「バス会社には気を引き締めて感染対策をしてほしい」と肩を落とした。

 通勤に県立病院丸岡線を使うという福井市の会社員男性(52)は「びっくりした。バスが減ると通勤に差し障るので、通常運行を続けることには反対ではない。感染が広がらないことを願う」と心配そうに話した。

⇒京福バス同僚6人が濃厚接触者

 路線バスの運転席にはビニールシートの仕切りが設けられているが17日、乗客から「運転手がビニールシートを開けっ放しで運転していた」との指摘があった。同社経営推進室の担当者は「運転手には感染防止対策を徹底させていく。このような事態になり、改めて気を引き締めていきたい」と話した。

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