JR北陸線の運行状況を確認する利用客ら=7月14日午後0時半ごろ、福井駅

 7月14日午前5時15分ごろ、JR北陸線の福井県敦賀市と滋賀県長浜市にまたがる深坂トンネル内で、上り線を走行していた貨物列車のパンタグラフが架線にからまるトラブルが発生。近江塩津―敦賀間の上下線で、午後8時25分ごろまで約15時間にわたって運転を見合わせ、特急を中心にダイヤが大幅に乱れた。JR西日本金沢支社によると、特急サンダーバードと特急しらさぎの計70本と普通39本が運休や区間運休となり、約9500人に影響した。

 JR福井駅では14日昼すぎ、運休を知り戸惑う利用客が多く見られた。福井市に帰省中だった大阪府の女子大学生(20)は、サンダーバードの運休を知り「夕方の授業を受けるため大阪へ戻る予定だったが、今日は欠席するしかない」と肩を落とした。

 越前町に観光で訪れていた岐阜県岐阜市の男性(72)は、米原経由で帰る予定だったが「とりあえず夕方まで待つしかない。もう1泊しなければならないかも」と困った様子だった。

 石川県金沢市の会社員男性(50)は朝に特急が運休していたため普通列車で来福し営業先へ30分遅刻したといい、金沢行きの臨時列車の到着を待っていた。

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