新しいケースに入れられた百済観音像と読経する僧侶ら=14日午後、奈良県斑鳩町の法隆寺

 奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺で14日、百済観音像(国宝)用の反射が少ない輸入ガラスを用いた新しいケースが報道陣に公開され、より鮮明に観音像が見えるようになった。15日から公開される。

 百済観音像は飛鳥時代に作られたとされるクスノキでできた像で、高さ209センチ。

 今春、東京・上野の東京国立博物館で開催予定だった特別展用にケースが新調されたが、新型コロナウイルスの影響で展示自体が中止となっていた。

 ガラスは四方と上面を覆い、低反射のコーティングも施された特注品で、ルーマニアで加工された。通常のガラスは反射率が8%だが、1%程度に抑えているという。

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