北陸新幹線福井県内開業に向け、JR芦原温泉駅西口に建設予定の「賑わい施設」の完成予想図

 福井県あわら市は、2023年春の北陸新幹線県内開業に向けてJR芦原温泉西口駅前広場に整備する計画の「賑わい施設」内に出店する「カフェレストラン・物販店舗」の事業者募集を始めた。あわらや福井県産にこだわった独自性の高い、集客力のある店舗計画を求めている。市は8月5日に出店希望者向けの説明会を開く。

 賑わい施設は屋内ホールと屋根付き屋外広場で構成し、イベントスペースとして一体的な利用ができる。駅利用や団体客の待合場所をはじめ、ステージ催しや農業、商業者らによるマルシェ開催などを想定する。

 募集するのは同施設1階にある約230平方メートル区画。内装工事などで上限4千万円を補助する。開店後1年間の賃貸料(月額12万円予定)は免除する方針。

 店舗企画では、市や福井県の食ブランドの向上と、新たな特産品開発への貢献を求めている。地場産の新鮮な素材を使った食事やスイーツ、坂井エリアなど福井に縁のある土産物や特産品を提供してもらう。広場やホールにテーブルを置いてサービスを行うなど駅前広場全体が賑わう演出の提案も盛り込むことを示している。営業時間は午前7時~午後9時。

 また、事業者は1階の観光案内所、2階の魅力体感施設を含めた一体的な管理運営など独自の提案もできる。市は駅利用や地域住民の憩いの場の提供、駅周辺の賑わいの創出の観点を踏まえた経営のノウハウと実績のある事業者の提案を募りたい考え。

 既に出店に興味を示す事業者が数社あり、佐々木康男市長は「ランドマークの顔となる施設。あわらを良くしていこうとの思いがある事業者と、一緒に盛り上げていきたい」としている。

 事業者の参加表明書の提出期限は8月17日。審査会を経て12月中旬に決定する予定。問い合わせは市観光振興課=電話0776(73)8029。

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