クラウドファンディング「ミラカナ」のロゴマーク

 福井県福井市は、ふるさと納税による寄付を集めて地域のまちづくり活動を支援する制度を創設した。福井新聞社と福井銀行、レディーフォーによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」を活用、集まった寄付は空き家改修や史跡整備などハード事業にも使える。支援を希望する取り組みを各地区のまちづくり組織から募っている。

 地域の現状と課題を明らかにして将来像を示した「地区ビジョン」で掲げた、課題解決に向けた具体的な取り組みを支援する。ビジョンを既に策定した23地区のまちづくり組織のほか、まちづくり組織の推薦を受けた自治会連合会やNPO法人などが支援の対象。

 支援を希望する事業費50万円以上の取り組みを8月17日まで受け付け、同下旬に審査して寄付を募る活動を決める。市は▽こども食堂の開催に向けた空き家の改修▽史跡の環境整備―などを想定している。

 寄付の募集開始は10月ごろを予定している。市は「ミラカナ」のサイトに取り組みを掲載する手数料を負担する。寄付者への返礼品はまちづくり組織が贈る。

 まち未来創造課は「地区ビジョンに掲げた思いを、制度を活用して実現してほしい」としている。申請に当たっては、7月31日までに市への事前相談が必要。問い合わせはまち未来創造課=電話0776(20)5230。

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