越前町の田んぼで見つかった3匹の白いオタマジャクシ(右)と越前市の保育園で育てられている白いカエル

 福井県の越前市と越前町で、白いオタマジャクシとカエルが見つかり、地域の話題になっている。

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 越前町の男性(76)は6月中旬、自身の水田で白いオタマジャクシ3匹を捕まえた。体が白いものは初めて見たといい、常に寄り添うように泳ぐ姿に頬を緩める。

 越前市の保育園では、保育士が近くの水田で白いオタマジャクシを発見した。観察コーナーを設け、園児たちと成長を見守っていたところ、白いカエルになった。

 坂井市の越前松島水族館の両生は虫類飼育担当者によると、ともに生まれつき色素が薄い個体の可能性が高く、珍しい。目が黒いため、色素を持たない「アルビノ」ではないという。「オタマジャクシのときは白くても、成長すると色が入ってくるものもある」と担当者は希少さを説く。

 保育園の保育士(30)は「園内は白いカエルの話題で持ち切り。もうちょっと成長したら、カエルの歌を子どもたちと歌って水田に戻してあげたいです」と笑顔を見せていた。

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