旅行会社で宿泊を申し込む親子(左)=7月11日、福井県坂井市のハッピートラベル春江本店

 福井県民向けの県内宿泊プランが最大半額割引となる「ふくいdeお泊まりキャンペーン」第2弾の予約受け付けが7月11日始まった。県内の旅行会社には開店と同時に申し込み客が続々と訪れ、宿泊施設にも電話申し込みが相次いだ。初日は延べ8859人(速報値)の申し込みがあった。初日で比べると第1弾並みの予約数で、県の担当者は「県民の反響の大きさを感じている」としている。

⇒宿泊半額、人気13施設が対象外に

 県内の旅館やホテル、民宿など287施設が対象。期間は第1弾と同じ8月7日の宿泊分までで、6万人分の補助を想定している。支援効果が県内全域に行き渡るよう、各施設のキャンペーンの予約枠は収容人数の約20%まで。

 県によると、第2弾初日の傾向として、宿泊施設へ直接申し込んだ人が約45%で、第1弾初日の約20%よりも大幅に増えた。また全体の約42%は、追加で2千円割引きとなる嶺北、嶺南をまたぐ宿泊を選んでいる。

 坂井市のハッピートラベル春江本店では、午前10時の開店前から10組以上が待ち、開店と同時に店内の三つのカウンターが満席となった。同社の織田利昭会長は「第1弾と同じぐらいの盛況で驚いている」と笑顔を見せ、来店客や電話の対応に終日追われた。

 同店では、永平寺町、勝山市、敦賀市、小浜市など、県内全域の宿泊施設への申し込みがあった。1人1泊当たり1万円割引きとなる料金2万円以上の宿泊プランが人気を集めた。

 敦賀市のホテルを家族5人で申し込んだ坂井市の40代夫婦は「第1弾の時はすぐに終了して間に合わなかったので、今回こそはと思い来店した。嶺南への旅行は初めてで、釣りやバーベキューを楽しみたい」と話していた。

 小浜市のある民宿は初日に受け付けた予約8件全てが嶺北からの客だった。期間中の週末は既に満室で、「キャンペーンは非常に助かる」と歓迎。一方で、直接申し込みの場合は、客がインターネットなどで割引券を取得する必要があるため、「高齢者のお客さまにとっては難しく、もう少し手続きが簡単になるといい」との声も聞かれた。

 キャンペーンは、県が新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ宿泊施設など観光業への支援策として打ち出した。第1弾は6月26~30日の5日間で延べ約4万6千人の予約があった。

⇒第2弾「お泊まりキャンペーン」予約方法は

 第2弾の割引額は、1人1泊当たりの宿泊プランについて▽2万円以上で1万円▽1万円~2万円未満で5千円▽6千円~1万円未満で3千円―の3段階。

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