美しい花が咲くハス田で、出荷用につぼみを刈り取る人たち=7月9日、福井県南越前町堂宮

 日本有数の花ハス生産量を誇る福井県南越前町南条地区で7月9日、新盆用の花ハスの出荷が行われた。さわやかな香り漂うハス田で、農家らが約1万7千本を収穫し、主に関東方面に送った。

 7件の農家でつくる南条蓮生産組合を主体に、住民約100人が早朝から汗を流した。膝元まで水につかり、シックな赤紫に色づいたつぼみの状態の「誠蓮(まことばす)」を1本ずつ丁寧に刈り取った。つぼみの大きさで3種類に選別して箱詰めした。

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 今年は7月の日照時間が少なく、収穫量は例年より数千本少ないという。井上典宣組合長(70)は「梅雨明けにはぐぐっと成長してくれるはずで、旧盆用の8月の出荷も合わせると例年並みの7万本になりそう」と話していた。

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