休校状態が続く昭英高校。運営する湖海学園は校名を変更し2021年4月の再開を目指す=7月8日、福井県敦賀市長谷

 2018年度から休校状態となっている昭英高校(福井県敦賀市長谷)を運営する学校法人湖海学園は7月8日、2021年4月の再開を目指すと発表した。千葉県千葉市の学校法人阿弥陀寺教育学園から資金などの支援を受け、校名を「敦賀国際令和高校」に変更する。8月末までに教員を確保し、11月中をめどに生徒の募集要項を作成する予定。

 8日に開かれた理事会で、阿弥陀寺教育学園理事長の宇野弘之氏(75)が理事長に就任した。宇野氏は福井県庁で記者会見し「千葉市などで専門学校や幼稚園を運営してきた実績がある。自主運営できるまで阿弥陀寺教育学園が支援する。地域に愛され、貢献する高校を目指す」と語った。

 敦賀国際令和高校は全日制の普通科で、1学年の定員50人。医師や歯科医、救急救命士、介護福祉士など医療福祉の大学などへの進学を目指す生徒を育成するという。

 再開に向け近く、校舎の修繕工事などの準備に着手する。校長には宇野理事長が就いた。教頭と教員5人を8月末までに確保するとした。

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 昭英高校は1974年4月に創立。福井県大学私学課によると、ピークだった1994年度の生徒数は約190人。95、96年にはラグビー部が県代表として花園の全国高校大会に出場した。2017年9月に湖海学園の理事長が亡くなるなどし、18年度の生徒募集を停止し休校状態となっていた。

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