後輩激励へ一緒にバレーボールの練習をする清水選手(左)=7月8日、福井県福井市の福井工大福井高

 バレーボール男子日本代表の清水邦広選手(33)が7月8日、母校の福井工大福井高校(福井県福井市)を“サプライズ訪問”した。新型コロナウイルス感染症の影響で、全国高校総合体育大会(インターハイ)はじめ各種大会が中止になった男子バレー部を激励するため。部員と一緒に練習し「インターハイの分も、春高バレー(全日本高校選手権)でいい結果を出せるよう頑張って」とエールを送った。

 「インターハイ中止は3年生には(影響が)大きい。少しでも力になりたい」との思いから、男子バレー部の西田靖宏監督に訪問を申し出て実現した。清水選手は練習前、全部員を前に「少しでもみんなの経験につながればいいかなと思う。僕も一生懸命プレーするので、インターハイぐらい白熱した試合をやりましょう」と呼び掛けた。

 練習では試合も行い、主力チームを相手にプレー。国際大会やリーグ戦の時と同様、強烈なスパイクや豪快なバックアタックを次々と見舞った。得点が決まると、部員たちと「エアハイタッチ」や「肘タッチ」をして盛り上げた。また、女子バレー部も含めた3年生には日本代表合宿などで使っていた練習着をプレゼントした。

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 男子バレー部の林雅裕主将は「すごく刺激になった。清水選手の思いに応えられるようにこれから頑張りたい」と決意を新たにしていた。清水選手は「インターハイがなくなって落ち込んでいると思ったけれど、心配する必要がないくらい前を向いて練習に励んでいた」と話した。

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