福井県庁=福井県福井市

 福井県内で122人が感染した新型コロナウイルスの第1波について、県は7月8日の県議会予算決算特別委員会で、厚生労働省が運用を始めたスマートフォン向けの「接触確認アプリ」を仮に当時、全員が利用していれば、飲食店などのクラスター内での感染人数を2~3割減らせたとの試算を明らかにした。仲倉典克委員(県会自民党)への答弁。

 アプリは、過去2週間以内に感染者と濃厚接触した可能性があれば、スマホに通知される。県も感染拡大に防止に有効として、県民行動指針で使用を呼び掛けている。

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 県保健予防課によると、県内の第1波は2~3割が家族内での感染。飲食店や職場、医療機関でクラスターが発生したことでも感染者が増えた。窪田裕行・県健康福祉部長は多面的に第1波の検証を進めているとし「集団で発生した場所がいくつかあり、アプリを導入していれば(集団内の)2~3割の方が感染せずに済んだ。皆さんがアプリを導入いただくことで第2波に備えられる」と述べた。

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