豪雨による被害が大きかった熊本県人吉市。市街地では多くの人が泥や家財道具の後片付けに追われていた=8日午前11時37分

 記録的な大雨に襲われた九州では8日、北部の福岡、大分両県を中心に広範囲で浸水し、両県で引き続き計約20万2千世帯、約44万4千人に避難指示が出た。熊本県の新たな犠牲者発表などがあり、4日からの豪雨で、九州ではこれまでに熊本県、福岡県で計57人が死亡。心肺停止が4人、行方不明者は少なくとも12人に上った。

 筑後川は大分県日田市で氾濫し、日田市や福岡県久留米市の市街地が冠水した。両県によると、8日午後の時点で計約4050棟の浸水被害を確認。ただ、日田市などは調査中で、実際の被害はさらに多いとみられる。

 4日に大雨特別警報が出た熊本県の死者が55人。

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