福井県の坂井市役所

 福井県の坂井市は新型コロナウイルスの経済対策として、市内の店舗でスマートフォン決済サービス「ペイペイ」を使って支払った場合、20%分の電子マネーを還元する事業を実施する。国の地方創生臨時交付金を財源に2億円を投入する。市は7月7日、この事業を含め計5億4200万円の本年度一般会計補正予算を専決処分した。

 ペイペイとの連携は全国で少なくとも12市町が決定しているが、県内の自治体では初めて。還元は1回の支払いにつき千円分を上限とし、期間中に1人当たり計1万円までとする。

 対象となるのは市内684店舗(6月25日現在)。キャンペーンは9月1日にスタートする。感染リスクを低減する電子決済の促進に加え、10億円の経済効果を見込んでいる。

 市内の飲食・宿泊業者を支援する前売りクーポン券事業に2千万円を投入する。6千円分のクーポン券を5千円で販売。専用ウェブサイトか市商工会で購入できる。15日から登録店舗を募り、8月1日から販売を開始。カード決済手数料なども市が負担する。

 小規模事業者を対象に、電子決済サービスの手数料や新型コロナ感染防止対策の経費をそれぞれ上限5万円で補助する二つの事業に計1億5千万円を盛った。

 380万円の病院事業会計補正予算案も専決処分した。新型コロナの第2波に備え、市立三国病院に発熱外来者専用の診察室を整備する。

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