日本列島の形をした奇岩。この季節は四国は見えない=福井県南越前町甲楽城

 福井県南越前町甲楽城の海に、日本列島の形にそっくりの奇岩がある。一定の角度から見下ろすとくっきりと見え、地元住民のみ知る隠れ写真スポットになっている。

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 北海道と本州、九州の三つの岩からなり“列島”の全長は約60メートル。四国部分の岩は潮が引いた大寒の時季にだけ姿を現すため、完全な形はなかなか見られないという。東北地方は雪国をイメージしたかのように白く、北陸地方は岩が鋭利で、厳しい冬の日本海を象徴しているよう。

 奇岩は、河野小学校から国道305号を南に400メートルほど進んだ地点から見下ろせる。北海道部分が特に大きいため真上から見ると分かりづらいが、九州側から北を向いて見るとばっちり。

 住民の間では少なくとも数十年前から「日本列島」と呼ばれてきた。南越前町河野観光協会の小角譲事務局長は「夕日がきれいに見える絶景スポットでもあり、夕暮れ時に写真を撮るのもいいですよ」と話している。

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