2019年7月に福井県の福井市中央公園で初開催され、1万人を動員したワンパークフェスティバル

 福井県の福井市中央公園を舞台とする野外音楽祭「ワンパークフェスティバル」の実行委員会は7月5日、福井県内の観光地や名所をオンラインで疑似体験できる「トラベルストリーミング」を始める。新型コロナウイルス禍で今年のフェスが中止となり来福できなくなった県外の音楽ファンらに、フェスの音楽顧問でジャズバンド「ソイルアンドピンプセッションズ」の「社長」さん=越前市出身=らが福井観光の魅力を現地から生配信で伝える。

 実行委は「福井の見どころを伝え『福井に行った気分』を味わってもらうことで、新型コロナが収束したら福井を実際に訪れてほしい」と期待している。

 「街全体が一つのテーマパークになる音楽フェス」をコンセプトとするワンパークフェスティバルは、会場内に福井の食や日本酒、伝統工芸のブースを設け、福井の魅力を県内外の音楽ファンに発信。昨年の第1回は県内外から約1万人を動員し約6億円の経済波及効果を福井にもたらした。トラベルストリーミングは、コロナ禍で大きな打撃を受けている県内観光業の後押しの意味も込めて企画した。

 初回は今年のフェスの開催予定日だった5日の午後5時から。会員制交流サイト「インスタグラム」の生配信機能を使い、「社長」さんとラジオDJのMISATOさんが約1時間伝える。配信場所は開始まで明かさない。月1回のペースで配信していく。

 実行委は、フェスゆかりのアーティストと「社長」さんが福井の食や日本酒を味わいながら、福井の印象などを語り合う「ワンパークストリーミング」も6月からインスタグラムで生配信し、福井の魅力を発信している。

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