鹿児島県では7月3日、30人の新型コロナウイルス感染が確認された。このうち28人がクラスター(感染者集団)が発生したとみられる鹿児島市の繁華街・天文館のバー「NEWおだまLee男爵」の来店客だった。残る2人についてはバーとの関連はなく、鹿児島市が感染経路や行動歴を調べている。同県内での感染確認は累計51人になった。

 三反園訓知事は3日夜に記者会見し、「県内で多数の感染が確認され、さらに増える可能性がある。非常に厳しい状況になっている」と危機感をあらわにした。

 県が発表したバーの客は30~60代の男女12人で、志布志市4人、枕崎市4人、指宿市1人、伊佐市1人、霧島市1人、東串良町1人。

 鹿児島市が発表した18人のうち、バーの客は16人。うち1人は40代女性で、他の15人の詳細は4日以降に説明するとしている。女性は6月27日夜に客としてバーを訪れ、マスクをせずに約2時間半過ごしていた。27日以降、鼻水や倦怠(けんたい)感の症状があった。7月2日夜に帰国者・接触者相談センターに電話で相談し、3日午前にPCR検査を受けて陽性が判明した。

 このバーでは1日に従業員計8人の感染が確認されていた。

 市保健所は、電話で相談があったバーの来店客らのPCR検査を順次進める。

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