和歌山県は2日、新型コロナウイルスに感染し入院していた無症状の20代男性が退院前に実施したPCR検査で陽性のままだったにもかかわらず、「最初の検体採取から10日で退院」とする国の基準に従い退院させざるを得なかったと発表し、基準に疑念を表明した。

 県は、鼻から採取した検体で陽性となっており、くしゃみなどでウイルスを拡散させる可能性が否定できないとして、男性と家族に自宅待機を要請。福祉保健部の野尻孝子技監は「厚労省は県民が納得できる説明をすべきだ」と求めた。

 厚労省は無症状の場合、検体採取から10日後にPCR検査をしなくても退院できるとの基準を示している。

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