福井市議会の政務活動費の執行状況

 福井市議会が2019年度に使った政務活動費(政活費)は計3325万5725円で、交付額5730万円に対する執行率は58・0%だった。前年度に比べ執行額は813万1043円少なく、執行率は21・8ポイント低い。議会事務局によると執行率は過去最低とみられる。残額は市に返還される。

 19年度の政活費を使途別にみると、広報紙の発行や配布などの広報費が前年度に比べ600万円以上減り、視察旅行などの調査研究費も300万円以上減った。19年4月に市議選を控えていた前年度に比べ広報活動が活発でなかったことや、春の統一地方選や12月の市長選の影響で一部会派の視察旅行が減ったことが要因とみられる。

 市議会は7月1日、領収書の写しなどを添付した各議員の政活費収支報告書のうち、改選後の昨年5月~今年3月分を公開した。市役所1階の行政資料コーナーで閲覧できる。インターネットでは公開していない。

 市議会の政活費は議員1人当たり月15万円が交付されている。

 改選後の昨年5月~今年3月分の交付額は議員32人に計5280万円で、執行額は3158万7730円、執行率は59・8%だった。中村綾菜議員と皆川信正議員が全額の165万円を使った。石丸浜夫議員の35万6272円が最も少なく、次いで片矢修一議員の43万959円だった。

 改選前の昨年4月分は、議員32人のうち2人が交付を申請せず交付額は450万円。執行額は166万7995円で、執行率は37・1%だった。

 2018年度は記録的大雪による財政赤字を受け政活費を削減したため交付額は5184万円。執行額は4138万6768円で、執行率は79・8%だった。

 17年度の交付額は5760万円で執行額4536万3637円、執行率78・8%。16年度は執行額4827万2125円、執行率83・8%だった。

関連記事