新型コロナウイルス感染症の影響で品薄となった消毒用アルコールを仕入れ値より高く販売したとして、愛知県警は7月1日、国民生活安定緊急措置法違反の疑いで、名古屋市の無職女性(36)を書類送検した。県警によると、消毒液の転売容疑の摘発は全国初。

 書類送検容疑は6月2日、ドラッグストアで約2千円で購入した消毒液(1本30ミリリットル入り)6本をフリーマーケットアプリに出品し、県内の男性1人に4千円で販売した疑い。県警によると「生活費を稼ぐためだった」と供述し、容疑を認めている。

 県警によると、女性は3月ごろから消毒液や除菌シートをアプリに出品し始め、同法で転売が禁止された後も継続。計11回にわたり約2万円を売り上げ、約1万円の利益を得ていた。

 政府は5月26日、消毒液の転売目的の買い占めを防ぐため、同法の改正政令を施行した。
 

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