新型コロナウイルスの終息を願いながら、アマビエのカードを作る親子=6月27日、福井県福井市の県立美術館

 疫病をはらうとの言い伝えがある妖怪「アマビエ」のカードを版画で作るワークショップが6月27日、福井県立美術館で開かれた。参加した親子らは、家族や大切な人の健康と新型コロナウイルスの終息を願いながら、思い思いの模様のカードを作った。

 コレクション展「版画で楽しむ世界の物語」に合わせ、同館が企画した。福井市の現代美術作家、萬未来子さん(31)が講師を務めた。

 参加者は、萬さんがデザインしたアマビエの体や目などのパーツを紙から切り取り、はがきサイズの厚紙に貼って版を制作。版にインクを付けて別の紙を乗せ、ばれんでこすり刷り上げた。同じ版でも、インクの量やこする強さで全く違う作品になるという。参加者は、何度も何度も刷り直し、納得の一枚を作り上げていた。

 参加者した女児(7)は「画用紙を切って貼るところが楽しかった。思い通りにうまくできた」と笑顔を見せていた。

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