杉本達治福井県知事

 新型コロナウイルスの感染第2波が危惧される中、福井県内の小中高校などの修学旅行について、杉本達治知事は6月25日の県議会一般質問で、「キャンセルするというよりは、県内を推奨したい」と述べ、県内旅行を選択肢に加えるよう求めた。

 県教委によると例年、小学校は春や秋、中学校は5、6月、高校は6~12月に県外への修学旅行を実施している。本年度は新型コロナの感染拡大で、春に予定していた学校は秋以降に延期した。

⇒県内ではプール学習とりやめの市町も

 杉本知事は「修学旅行は大きな行事で、何より思い出に残る。子どもたちの安全を守りながら実施していきたいと考えている」と強調。県や各市町教委はできるだけ明確な基準を持ちながら、各学校と相談できる体制をつくるとし、「(行き先が感染拡大で)無理だということであれば、県内を推奨したい」とした。

 一方、中学部活動の県大会が中止となったことを受けた代替大会について、豊北欽一県教育長は、「地区や市町ごとのスポーツ交流会や各学校長間の判断による交流試合の方向で検討中と聞いている」と答弁。例年地区予選がない陸上と水泳は、競技団体が県大会を計画しているとした。

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