福井県庁

 福井県は6月24日の県議会一般質問で、新型コロナウイルスの感染の有無を調べる検査として、発症から2~9日目の受診者には、抗原検査を基本的に適用していく方針を示した。無症状を含めてそれ以外の受診者には、これまで通りPCR検査を行う。西本恵一議員(公明党)への答弁。

⇒新型コロナ、PCR検査と抗原検査の違いは

 抗原検査は、簡便なキットを使ってウイルス特有のタンパク質(抗原)の有無を調べ、30分程度で結果が出る。精度はPCR検査より劣るため、陰性の場合は改めてPCR検査が必要になるとされてきたが、発症2~9日目ではPCRと同等の信頼性があるとの研究結果が15日に厚生労働省から示された。

⇒福井県内の新型コロナ感染状況まとめ

 県は抗原検査の適用方針を、キットを入手している県内の医療機関に伝えており、窪田裕行健康福祉部長は答弁で「患者の早期発見、治療につなげていくことができる」と述べた。

 県保健予防課によると、県内の感染者の発症から検査までの平均日数は4~5日程度だった。同課は「抗原検査の対象期間に当てはまっており、有効に活用できる」としている。

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