北陸新幹線のルート

 北陸新幹線敦賀―新大阪間の建設財源を議論する自民党の北陸新幹線整備プロジェクトチーム(PT)が6月24日、本年度の初会合を開く。2023年春の開業に向けた金沢―敦賀間の工事の進捗(しんちょく)状況について、国土交通省鉄道局、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構に説明を求める。

 財源PTの開催は2月18日以来、約4カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、敦賀開業や敦賀以西の財源論議に遅れが出るとの懸念が県内に広がっていることを受けて、現状を確認し払拭(ふっしょく)するのが狙い。国交省鉄道局長、鉄道・運輸機構の理事長に出席を求める方向で調整している。

 敦賀以西の建設財源についてもPTメンバーで議論を深めるとともに、「敦賀開業後の切れ目ない着工を目指す」という方針を鉄道局、鉄道・運輸機構と共有するとみられる。

 財源PTは北海道、九州新幹線を含め幅広い議論を行う党整備新幹線等鉄道調査会の下部組織として、18年12月に沿線議員で発足した。

 座長に高木毅衆院議員(福井2区)、顧問に稲田朋美党幹事長代行(福井1区)が就き、滝波宏文参院議員(福井選挙区)がメンバーを務めている。

 大阪に出向いて沿線自治体や財界と意見交換するなど、これまで6回にわたり議論。今年2月18日には敦賀以西の建設財源に関する「中間取りまとめ案」を了承している。

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