BCリーグ開幕戦、外野席で実況する福井ワイルドラプターズの小松原鉄平社長(中央)ら=6月20日、福井県丹南総合公園野球場

 野球の独立リーグ、ルートインBCリーグは6月20日、新型コロナウイルスの影響で当初予定から約2カ月遅れて開幕した。地元新球団の福井ワイルドラプターズは、オセアン滋賀ブラックスと福井県越前市の丹南総合公園野球場で戦い、5-1の逆転勝利で初陣を飾った。

 福井は先発のエース浜田俊之が5回を1失点で粘り、藤本王将、高橋康二が1回ずつを無失点で締めた。打線は1点を追う三回、1死一、三塁から新人の今津辰吾が左前に同点適時打を放つと、新加入のティルマン・ピューや坂本竜三郎、山根弘太郎の適時打でさらに4点を加えた。七回途中に2時間45分を超えたため、特別ルールで八回に進まなかった。

 福沢卓宏監督は「運営母体の変更、感染症といろいろあったが、開幕を迎えた喜びを投打で表現してくれた。次戦も白星で波に乗りたい」と気を引き締めた。

 今季は東西に中地区を加えた3地区制とし、通期制で60試合を戦う。福井は西地区に所属し、移動を減らすため滋賀と40試合、富山、石川と各10試合を行う。6月にある福井球団の7試合はいずれも無観客とする。

 福井の次戦は21日、滋賀県の湖東スタジアムで滋賀と対戦する。

■社長自ら解説

 福井は球団職員らによる実況動画をユーチューブの公式チャンネルでライブ配信。視聴者の質問コメントに丁寧に答え、無観客のホーム開幕戦を盛り上げた。

 外野席に撮影機材を置き、元独立リーガーの小松原鉄平社長(35)が「良い当たりが飛び出しました」などと臨場感たっぷりに解説。福井、滋賀の私設応援団員も同席し、各選手の特長や経歴も詳しく触れた。

 6、7月は無観客のホーム全試合で実況動画を配信する予定。応援するチームにネット上で寄付できる「投げ銭」サービスとも連動している。

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