冒険や探検を楽しめる「森のアスレチック」=6月19日、福井県池田町薮田

 小学生をメインターゲットにした木育施設「あそびハウスこどもと森」が6月19日、福井県池田町薮田にオープンした。木のジャングルジムや木製おもちゃで遊べるホール、工作体験ができるエリアなど、屋内にいながら木のぬくもりや森の魅力を楽しむことができる。

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 面積の約92%を森林で占める同町が進めている「木望(きぼう)の森100年プロジェクト」の一環。2015年にオープンした乳幼児向けの木育施設「おもちゃハウスこどもと木」に隣接する木工体験施設「ウッドラボ池田」と木工加工場「木の里工房」をリノベーションして整備した。

 施設は三つのエリアに分かれており、森の中での冒険や探検をイメージした「森のアスレチック」には、木組みのジャングルジムを設置。森の中にいるような暗がりや高低差がある場所を作り、考える力を養いながら遊べる設計にした。木の部品やボルトを使ってさまざまなおもちゃを作る「組み立ておもちゃホール」や、木の端材で工作を楽しめる「クラフトルーム」もある。

 木造一部鉄骨造り平屋建て、延べ床面積591平方メートル。昨年7月から整備してきた。総事業費は約1億7400万円。

 この日開かれた記念式典には、杉本博文町長ら町関係者のほか、近くのなかよしこども園の園児が参加。子どもたちには自由に冒険できる森のアスレチックが人気で、室内を駆け回り汗だくになって遊んでいた。

 杉本町長は「遊びを通して好奇心や探究心を育み、木の年輪や肌触り、においも感じてほしい」と話していた。

 営業時間は午前9時半~午後4時。利用料は小中学生800円、高校生以上と未就学児は500円、0歳児は無料。火曜休館。

 新型コロナウイルス感染拡大防止へ、当面は一度に利用できる人数を定員の半数の40人に制限し、2時間ごとの交代制とする。施設やおもちゃの消毒も随時行う。問い合わせは「あそびハウスこどもと森」=電話0778(67)5190。

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