飲食提供施設ではサトイモのフライドポテトやスムージー、恐竜をかたどったハンバーガーなどを取りそろえている=6月17日、福井県勝山市の道の駅「恐竜渓谷かつやま」

 6月20日にオープンを控えた福井県勝山市荒土町松ケ崎の道の駅「恐竜渓谷かつやま」で17日、報道機関などを対象とした内覧会が行われた。オリジナルの土産などを並べた物販施設などの準備はほぼ完了。新型コロナウイルスの影響で開業が予定より約3週間遅れた中、道の駅の関係者は「やっとここまでこぎつけた」と感慨深げだった。

 「恐竜渓谷かつやま」は福井県内16番目の道の駅で、市と県が総事業費約7億3千万円で整備した。中部縦貫自動車道の勝山インターチェンジにほど近い勝山恐竜橋の北詰に位置。5月30日のオープンを予定していたが、新型コロナの感染拡大防止で先延ばしになった。

 建物は鉄骨平屋建て824平方メートルで、物販施設や飲食提供施設、トイレ、休憩スペースが設けられた。

 物販施設は菓子やビールなどオリジナル商品を含め約1100点の土産や特産品などを取り扱うほか、地元の農家や農業法人が作った新鮮な野菜と加工品も販売する。飲食提供施設は、恐竜の頭をかたどったパンで若狭牛のメンチカツなどを挟んだハンバーガー、サトイモを用いたスムージーにフライドポテト、あんこと黒蜜で水ようかんの味をイメージしたソフトクリームなど、地元色あふれるメニューを取りそろえた。

 屋外には102台分の駐車場のほか、水路や噴水を設けた親水空間、恐竜モニュメントを備えつけた滑り台を整備した。

 駅長(41)は、15日に再開した県立恐竜博物館などの集客力を生かし「勝山から中部縦貫道で帰る観光客にとって土産を買う最後のスポット。地域の消費拡大につなげたい」と強調。一方で「地元で開発した商品をチャレンジで売る場にもしていきたい」と話した。

 20日のオープン当日は午前10時から関係者のみで完成式典を行い、午前11時から一般開放する。

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