駅前南通り地区の再開発計画の説明会で示された準備組合作成のイメージ図

 福井県福井市のJR福井駅西口の駅前南通り地区市街地再開発で、福井市は6月16日、都市計画決定に向けた住民向け説明会を同市のハピリンホールで開いた。三つのブロックにスーパーや子育て関連施設、温浴施設などを設ける計画で、地権者らでつくる準備組合が作成したイメージ図が示された。新型コロナウイルスの影響で開催が約3カ月遅れたため、市は9月の都市計画決定を見込んでいる。

 再開発は、福井駅前南通り商店街やガレリア元町商店街が対象。説明会では、区域や用途を盛り込んだ都市計画の原案の内容が報告された。区域面積は約1万平方メートル、道路や公園を除いた敷地面積は約5600平方メートル、延べ床面積は約3万3900平方メートル。

 ブロックごとには、南通りとガレリア元町商店街のアーケード通りに挟まれたIブロック(敷地面積約1500平方メートル)の商業・業務棟、ハピリン南側のIIブロック(同約1300平方メートル)の商業・業務・ホテル棟、Iブロック南側のIIIブロック(同約2800平方メートル)の商業・業務・住宅棟と駐車場棟(300台規模)で構成される。

 コンセプトは「食と健康のストリート」。スーパーや飲食店などの食関連施設、保育園や幼児向けカルチャースクールなどの子育て関連施設、温浴施設などの健康関連施設が想定されている。多目的に活用できる広場も設ける。

 説明会は3月下旬に予定していたが、延期になっていた。この日は新型コロナウイルス感染防止のため2回に分けて開いた。合計約120人が参加し、今後のスケジュールなどに関して質問が出た。

 市は近く原案の縦覧を始め、意見書提出を受け付ける。8月ごろに都市計画案の縦覧と意見書受け付けを行い、9月に都市計画審議会を開く予定。

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