距離を取って展示物を見る家族連れら=6月15日、福井県勝山市の福井県立恐竜博物館

 新型コロナウイルスの影響で2月末から休館していた福井県立恐竜博物館(勝山市)が6月15日、約3カ月半ぶりに再開した。予約制にして受け入れを主に福井県民対象の1日2千人に限定し、グループごとに距離を取って観覧するよう要請するなど、感染防止に万全を期しての再スタートとなった。

 感染防止の徹底が最大のおもてなしと位置づけ、職員はフェースシールドやマスク着用で来館者をお出迎え。来館者にもソーシャルディスタンス(社会的距離)への注意、検温や手指の消毒に協力を呼び掛けた。

 初日は148人が来館した。この時期は通常、平日でも約千人が訪れるという中で静かな滑り出しとなったが、竹内利寿館長は「館内に響く子どもたちの声を聞き、やっと再開できたと実感した」と感慨深げ。「(観光の)マインド回復はこれから。福井への観光の呼び水となれるよう頑張りたい」と意気込んだ。

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 開館20周年の節目となる7月14日からは本格的に県外客を受け入れ、入館者を1日3千人までに拡大。7月23日からは企画展も開く。

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