田村康夫氏

 任期満了に伴う10月の福井県鯖江市長選に出馬の意向を示していた福井県議会議員の田村康夫氏(60)=桜町3丁目=が6月15日、同市の鯖江商工会議所で記者会見し、立候補を正式に表明した。「10年、20年先を見据え、市民生活重視でまちづくりを行いたい」と抱負を語った。

 市長選には現職の牧野百男氏(78)=石田上町=が既に5選を目指して出馬を表明しており、2008年以来12年ぶりの選挙戦となる見通しだ。

 田村氏は「市職員とタッグを組み、新しいアイデアの下、挑戦する鯖江市をつくっていきたい」と述べた。5期17年の県議としての経験で培った県や国との信頼関係を強調し、県の職員らとも全面的な連携を図っていきたいとした。

 新型コロナウイルス対策では、経済対策の徹底を前提として「丹南病院の機能強化などの防疫について、しっかりと準備していかなければならない」と話した。このほか防災の強化、若い世代が子育てしやすい環境の整備、市中心街の活性化なども掲げた。

 田村氏は6月定例県議会閉会後に県議を辞職する意向を示した。

 田村氏は神戸国際大学卒。03年から県議選で5期連続当選し、14年6月から15年4月には議長を務めた。市長選は9月27日告示、10月4日投開票。

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