感染症終息を願って飾り付けた千羽鶴ならぬ「千尾魚」=6月14日、福井県福井市文京6丁目の「はるせん文京店」

 新型コロナウイルスの終息を願い、福井県福井市の鮮魚・総菜店が千羽鶴ならぬ折り紙の「千尾魚(せんびざかな)」を飾っている。常連や近所の子どもが寄せた作品が、客の心をほっこり温めている。

 この店は同市文京6丁目の「はるせん文京店」。感染防止のためレジ台から天井にかけて取り付けた幅2メートルのビニールシートに、びっしりと魚を貼った。

 シート越しの接客についてパート女性が「無機質な感じがして寂しい」と声を上げたのがきっかけ。5月初旬から提供を呼び掛け、お礼に駄菓子を贈ったところ続々と集まった。魚やクジラ、人魚姫のほか、疾病退散に御利益があるとされる妖怪「アマビエ」も。先日1千尾を突破した。

 店長(42)は「あまりにかわいいので、今後取り外すのが心苦しいぐらい」と協力に感謝する。同店ではバンド経験者の店長が音頭を取り、感染症の終息を願う店員の合唱ソングを会員制交流サイト(SNS)で披露する予定だという。

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