京都府の京都市は6月11日、新型コロナウイルスの感染拡大により激減している市内への修学旅行の秋以降の受け入れについて「感染対策を徹底した上で、心からお待ち申し上げております」などとする依頼文を、都道府県や政令指定都市など全国186の自治体の教育長や首長に送ったと明らかにした。

 市には毎年約100万人の修学旅行生が訪れているが、新型コロナの影響で今年は2月以降、ほとんどの修学旅行が延期か中止になったという。市の担当者は「感染対策の徹底を各自治体に知らせることが実施の判断材料になれば」としている。

 文書の中で、滞在中の小中高生らに発熱など感染の疑いが生じた場合に備え、24時間の電話相談窓口を開設し、検査結果が判明するまでの待機場所を確保すると説明。「修学旅行生の健康を守り、安心して日本の歴史、文化を学んでいただけるよう準備を整える」としている。

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